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奇跡も魔法もあるんだよ 美樹さやかのオールナイトニッポン 第12回第2部(最終回)

第2部

さやか
「と言うわけで」

杏子
「はい」

オクタヴィア
「ウイ」

さやか
「舞台を即売会の会場から
 再び番組の放送ブースに戻した訳なんですけれど」

オクタヴィア
「会場デ 収録シタ分ハ モウ 終了ダナ」

さやか
「そういうことです
 ここからはリアルタイムでの音声ね」

杏子
「実はあの後
 あたしと同じくさやかもはしゃいじまったから
 放送で使える所があそこまでなんだよな」

さやか
「へへへ
 ごめんね

 まあ、そんなはじめての同人誌即売会参加だったわけなんですけども…
 どうでしたかお二人 同人誌即売会は」

杏子
「楽しかった!」

さやか
「だーよーねー(笑)」

オクタヴィア
「噂デ 聞イテタ『戦場』ミタイナ 感ジジャナク
 ソコソコ ユルイ 雰囲気デ ヨカッタヨナ」

さやか
「うんわかるわかる
 ちょっと警戒はしてたんだよね」

オクタヴィア
「男波 トカナ」

さやか
「そういうのも無く私達
 無事楽しんで帰って来たもんね」

杏子
「なあさやか
 同人誌即売会ってほんと楽しいよな!
 またいこうな!」

さやか
「ねー
 行こうねー

 それにしても杏子のこの順応力…凄いわ…
 尊敬しちゃうわ…」

オクタヴィア
「イキナリ 抵抗ナク 楽シンジマッテタモンナ」

さやか
「そしてもう次をせがむなんてね」

オクタヴィア
「男子中学生カ」

さやか
「オクさん!シモネタは!」

オク
「ヘッヘッヘ」

杏子
「こういうのってさ
 ぶっちゃけ楽しんだもん勝ちだろ!?
 良いんだよ楽しいから!な!」

さやか
「いやー…
 杏子凄いわ
 やっぱすごいわ」

オクタヴィア
「高田信彦ノ マネ スンナヨ」

さやか
「伝わらないwww」

杏子
「早くまた行こうな!な!」

さやか
「はいはい
 但し次は番組関係なくプライベートでねー
 と言う訳で…

 ここに当日買い集めたあたしたちの本が並んでいるわけなんですけれども…」

杏子
「なんか圧巻だな
 これだけあたしたちの本が揃うとさ」

さやか
「画像でお店出来てるのは許可いただけた作品だけなんだけども
 手元にはもっと多くの作品があるし
 更にはここにある分でも、あの日見かけた中の一部みたいなもんなんだもんね
 なんか凄かったわあの雰囲気は」

杏子
「だよな」

オクタヴィア
「謎ノ エネルギーガ 満チ溢レテ イタヨナ」

さやか
「ね
 QBは集めるエネルギー間違えてたんじゃない?
 あっちの方がいいわよきっと」

杏子
「効率よさそうだしな」

さやか
「じゃあ買った本を一冊ずつ紹介していきましょうかね」

杏子
「おー!
 まずはあたしが買った本からな!」

さやか
「あ、その前に!
 ご紹介させていただく作品はすべて作者様に紹介掲載の許可を頂いています!
 許可の頂けなかった作品は残念ながら紹介することができない事をここにご報告いたします
 また、許可をくださった作家・サークルの皆様ありがとうございました!」

オクタヴィア
「アリガトナ」

杏子
「ありがとなー!!!
 それじゃあ紹介するぜ―?

 サークル:ああああ
 作:メスシリンダーふみこ
 さんの
『土足厳禁』!」

さやか
「おー
 それどれ?

 なにこれ!?きれいな表紙!」

杏子
「だろ?雰囲気あるよな
 もう表紙見ただけで買っちゃったよ」

さやか
「あんたは全部そうだったでしょ」

杏子
「あ、バレた」

オクタヴィア
「デモ
 ナンデ タイトルガ『土足厳禁』ナンダヨ」

杏子
「ばーか
 そりゃあ本文読めばわかるって奴だろうが」

オクタヴィア
「ソウナノカ?」

杏子
「そーなんだよ」

さやか
「杏子…
 よっぽどその本好きなのね…

 どれどれ…?
 …あーなるほど
 恐らく杏子があたしの部屋に不法侵入するから『土足厳禁』なのね

 …おっ
 いいじゃん杏子のパジャマ姿
 普段ガサツな杏子のパジャマ姿
 学校のジャージで寝てそうなイメージの杏子の『女の子のパジャマ』姿!」

杏子
「う…うるせえなー」

さやか
「ね
 こんどこの本みたいにあたしと一緒に寝てみる…?」

杏子
「えっ
 なんで急にそんな話…」

さやか
「いやなんとなく」

杏子
「い…いいけどよ…
 なんか…照れくさくないか?」

さやか
「えー?
 楽しそうだし良いじゃん!
 どうせうちの庭に居るんだしもう滅茶苦茶寒いシーズンだからさ
 おいでよ ね?」

オクタヴィア
「ソシテ サヤカノセナカニ ソット手ヲアテ 言ウンダヨ

『さやかの背中 まるで 親父みたいだ』ッテ」

さやか
「そうそれ!どーゆーことよ杏子!
 漫画の中で私に向かってなんでそんなこと言ってるの!?
 言われる方は複雑な心境じゃない!
 広いの!? 親父の背中を見て育つっていうの!?
 どうせ私はガタイ良いですよ!」

杏子
「いやあ
 はっはっは」

さやか
「否定して!
 せめて少しは!

 全く…乙女の背中に親父みたいって…もう…
 私だったらドキドキしちゃうわよ」

杏子
「いやそりゃあ
 あたしだってするけどな」

さやか
「む…
 むーん…

 ドキドキ…しちゃうわよ」

杏子
「ぬ…
 ぬーん…

 あたしだって…するけどな…」

さやか
「…
 とりあえず…
 今夜は一緒に寝よっか…?」

杏子
「…そうだな
 番組も最終回だし一人じゃ寝られないかもな…」

オクタヴィア
「寒イシナ」

さやか
「そうだね
 寒いしね」

杏子
「寒いしな

 とまあ
 これであたしの紹介は以上なんだ
 他にも何冊かあるんだけど許可貰えなかったんだよな」

さやか
「まあそうだよね
 急に非営利で『作品の紹介をさせてください』とか
 怪しくてしょうがないもんね」

オクタヴィア
「許可クレタ 人達ニハ ホント 感謝ダナ」

さやか
「許可いただけなかった方たちにどうこうっていう意味ではなくね!」

杏子
「んじゃあ次はさやかが紹介する番だなー

 …って
 そういえばさやかって本買ってたっけ?」

さやか
「え?私?」

杏子
「『え?私?』じゃなくて…
 さやか結局あの日何も買ってねーんだろ?」

さやか
「いやあ
 はっはっは…」

杏子
「そんな藤岡弘、の物まねみてーな笑い方したって駄目だって
 全く…あたしみてーに勢いで買わないからそーなるんだよ」

オクタヴィア
「ソコマデ 藤岡弘、デハ ナカッタケドナ…」

さやか
「なんてね
 実は私も一冊
 ちゃーんと買ってるんだから」

杏子
「えっ?

 追い込まれて嘘ついてんじゃねーだろうな?」

さやか
「ほんとほんとw
 私が買ったのはこれよ!
 サークル:SheolCafe 
 作:水無月はじめ さんの
『"W"Anko in the jr.Highschool ~犬っぽい杏子ちゃんが学校に行く本~』!!
 」

杏子
「えっ ほんとに買ってるじゃねーか!
 そして何だそれ!?
 あたし会場でその本気づかなかったぞ!?」

さやか
「そうでしょうそうでしょう
 杏子をびっくりさせるために杏子に見つからないように
 杏子の動きを誘導して隠したんだもの!」

オクタヴィア
「何デ ソンナ 手ガ 込ンデルンダヨ」

さやか
「この本は魔女との戦闘で呪いにかかった杏子が
 呪いの影響で犬耳としっぽが生えて語尾が『ワン』になっちゃう本よ」

杏子
「うわっほんとだっ!
 はずかしい!何か自分がそういう口調でしゃべってるのを見るとすげえ恥ずかしい!!」

さやか
「ほら ワンって言ってみなさいワンって」

杏子
「いやだっ!恥ずかしいっ!絶対嫌だっ!」

オクタヴィア
「結局ソノママ サヤカノ家ニ 住ミツイタリ 学校ニ 行ッタリ スルンダナ」

さやか
「いやわワン!恥ずかしいワン!って!ね!
 やっばい…イメージしたらすっごい可愛い」

杏子
「やだ!
 さやかの顔がおっさんになってる!
 怖い!」

さやか
「げっへっへ
 今夜うちに帰ってから言ったって構わないんだからな
 げっへっへっへっへ」

杏子
「変態! 
 そんな事なら出てく!
 怖い!」

さやか
「それはやめてwwwごめんwww出てかないでwww」

オク
「デ 結局
 俺様ノ本ハ 無カッタナ」

杏子
「そーだな
 残念ながら見かけなかったな」

オク
「マア ショウガナイヨナ…
 ドウセ俺様ナンテ サブキャラ ダシ 敵キャラ ダシ…」

さやか
「ふっふっふ…」

杏子・オクタヴィア
「…?」

さやか
「くっくっくっくっく」

オクタヴィア
「!?」

杏子
「!?」

さやか
「ところがどっこいですよオクさん」

オクタヴィア
「トコロガドッコイ…

 エッ
 マサカ…?」

杏子
「ま…まさか!?」

さやか
「実は…ありました!
 オクさんの本!
 ありました!!」

オクタヴィア
「オッ…
 ウオオオオオオ!!」

杏子
「マジか!すげえw」

さやか
「こちらですどうぞ!!」




 サークル:犀の華
 作『らいの/』さん
 タイトル『人魚の居る生活』




杏子
「うおおおおおおおおお!!!
 ほんとにあったー!」

オクタヴィア
「ウワアアアアアア!!!
 ウワアアアアアア!!!!!」

さやか
「オクさんw
 そんな興奮しないでw」

オクタヴィア
「ダッテ…!
 ダッテ…ッ!!」

さやか
「いや実はね
 あったと言っても本当はこの作品を見つけたのはあの日じゃなくて
 後日行われた別のイベントなんだけれどもね」

オクタヴィア
「ソレデモ…
 ソレデモ コレハ ウレシイゼ」

杏子
「だよな!
 よかったなオク!

 なーさやか!
 どんな内容なんだよ教えろよ!
 なあ!」

さやか
「いや実は…
 中を確認しないと表紙詐欺画とか言ってた私だけど
 楽しみ過ぎてまだ読んでないのよ

 だからさ…
 皆で一緒に読も?
 ね?」

杏子
「オッケー」

オクタヴィア
「ハ…
 ハヤク…!
 ハヤクシロヨ!
 焦ラスンジャネエヨ!!」

さやか
「オクさんww
 焦らないでwwww」

杏子
「さりげなく緩いシモネタ混ぜるんじゃねえよw」

さやか
「それじゃあ開くよ…?
 いい?
 せーの!」



……………



さやか
「うわ
 うわあああ…」

オクタヴィア
「オオオオオオ…」

杏子
「オクと…
 ほむらが同居してたな…」

オクタヴィア
「シカモ 俺様
 ホムラニ 栽培サレテタナ…」

さやか
「やばいわ
 これはやばいわ…
 番組中に読んでいい本じゃなかった…
 いやいい意味で…!
 癖に…癖になる…っ
 ああっ放送しなきゃ…でも…でもっ」

杏子
「…ごめんなマミメガネ
 あたしのせいでブラ全部処分されちまって…」

さやか
「ああ駄目だ手が勝手にっwww

 あ、ねえオクさん…
 オクさんって…
 ブラシで洗ってあげると喜ぶの?
 そう書いてあるけど…」

オクタヴィア
「…今 ココデノ 俺様ニハ 絶対ニ ヤルナヨ」

さやか
「でもまあ…良かったねオクさん
 こんなにオクさんの事いっぱいかいてある本なんて他に見なかったもの」

杏子
「だな
 もうメイン扱いだったもんな」

オクタヴィア
「ウン ヨカッタ
 生キテテ ヨカッタ」

さやか
「オクさんがそれ言うのなんか違和感あるわね…(笑)」

杏子
「魔女からさやかに戻っちまうんじゃねーか?」

さやか
「そしたら私二人と杏子で送りするって事?」

杏子
「ややっこしいな!!

 それからよ
 実はずっと気になってたことがあるんだけどよ」

オクタヴィア
「ン?

さやか
「ん?何?」

杏子
「今もう第2部も終盤…だろ?
 このペースで…
 ほんとに三部までで全部終わるのか?」

さやか
「え…あー…
 うんー…」

オクタヴィア
「ソウイエバ ソウダナ…」

さやか
「ぎ…
 ぎゅう詰めで3部やればきっと大丈夫…かな?」

杏子
「だってコーナー全部やるんだろ…?
 3部だけで?できんの?」

さやか
「う…
 うーん…
 とりあえず…3部のお楽しみって事で…?

杏子
「えー?
 本当に大丈夫なのかよー

さやか
「そんな訳で三部に続く―っ」

杏子
「2部もうちょっと引き伸ばした方がいいんじゃねーの?
 なー?
 なーってば?」

さやか
「作品紹介の許可くださった皆様改めてありがとうございましたー!」

杏子
「なーってばーっ!!」





~3部に続く~

テーマ : 魔法少女まどか★マギカ
ジャンル : アニメ・コミック

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  • 主に日付変更とともに更新されてます

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