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奇跡も魔法もあるんだよ 美樹さやかのオールナイトニッポン 第1回第2部(全3部)

第1回第1部



美樹さやかのオールナイト01回2部絵

さやか
「改めましてこんばんわ、本日より始まりました
『奇跡も魔法もあるんだよ 美樹さやかのオールナイトニッポン』
 パーソナリティを勤めさせていただきます美樹さやかです!」

オクタヴィア
「コンバンワ
 サブパーソナリティノ『美樹・オクタヴィア・サヤカ』デスヨ」

杏子
「放送作家の佐倉杏子だ」

さやか
「あれ
 杏子ようやく緊張解けた?」

杏子
「まーな」

オクタヴィア
「ブース 出テカラ ディレクターニ コッピドク叱ラレタカラナ」

さやか
「普通怒られたら逆に余計緊張すると思うんだけどね
 萎縮して」

杏子
「いや…
 昔、父さんにアタシの魔法がバレた時に色々言われたのを思い出してさ…

さやか
「?」

杏子
「ほら、ディレクターの叱り方って遠まわしでねちっこいだろ?
 それがすごく似てたんだよその時の父さんの感じに…
 それで父さんの事思い出したらなんか懐かしくなっちゃって…」

さやか
「えっ…それでリラックスした…と…」

杏子
「ああ」

オクタヴィア
「オマエモ サヤカ童謡 歪ンデルナ」

杏子
「だからあたし達…分かり合えたんだろ?」

さやか
「きょ…杏子…」

さやか・杏子
「えへへへへへー」

オクタヴィア
「ソノ歪ミノ結晶ガ 俺様ナンダケドナ」

さやか
「俺たちはいつでも 二人でひとつだよねぇー」

オクタヴィア・さやか
「エヘヘヘヘヘー」

さやか
「ところでねオクさん」

オクタヴィア
「ナンデショウ」

杏子
「オクさんって…」

さやか
「この前学校帰りに急に雨に降られちゃってさ」

オクタヴィア
「アラ」

さやか
「季節の変わり目によくあるじゃない?突然の激しい雨」

オクタヴィア
「突然ノ 熱イ夕立ニ 夢中デ車に走ッタネ」

杏子
「お前よくそんな古い歌知ってるな…」

さやか
「でね、そんな雨予想してなかったもんだから私傘とか全然持ってなくてさ
『やっばいさやかちゃんこのままじゃブラめっちゃ透けちゃうじゃないのー』って
『ちょっとくたびれてきたからそろそろ捨てようかなーなんて思ってさ
 スカイブルーのブラが透けちゃうじゃないのー』って」

杏子
「そこ詳しい情報いらねえよ」

さやか
「近道しようと公園を通り抜けたんだけど思ったよりも雨が強くて
『やっばい!さやかちゃんのブラ透けてきちゃったし!』って
『ちょっとくたびれてきたからそろそろ捨てようかなーなんて思ってた
 スカイブルーのブラ透けてきちゃったし!』って思ったのよ」

杏子
「だからその情報いらねえよ!」

さやか
「『これは雨宿りするしかないなー』ってことで
 近くにあった象さんの滑り台の下に潜り込んだわけ」

杏子
「象さんの滑り台ってことはあの公園ね」

オクタヴィア
「杏子ヨク居ルヨナ」

杏子
「あそこ住みやすいんだよ」

さやか
「ちなみにパンチラはしないようにちゃんとバックで隠したからね?
 ブラが透けてるのにパンチラまでするわけにはいかないでしょ
 両方してたらあたしどんだけサービス精神旺盛だよじゃない?」

杏子
「その情報もいらねえよ!」

さやか
「でね、そしたらその滑り台の下でびっくりするもの見つけちゃったのよ
 
 捨て犬!

 いやーよく有る話だけどいざ自分が遭遇するとねー」

杏子
「おー」

さやか
「滑り台の下なのにちょっと雨漏り?してたのかな?
 その子も雨で濡れて毛がくしゃくしゃーってしててさ
 なんかそういう姿見るときゅんってするでしょ?
 『あー、あんたも一人ぼっちなんだね』なんて話しかけたりしちゃって」

杏子
「お?」

さやか
「どうしよう連れて帰ろうかな…でも怒られるかなーって…
 こういう時って困るよねー
 そんな潤んだ瞳で見つめられたら愛着沸いちゃうじゃないの…

杏子
「なんか知ってるぞこの話…」

さやか
「あたしが両手で肩を抱いて
 『ねえ、あたしと一緒に帰る?ここじゃ寒いでしょ』って聞いたの
 そしたらその犬…
 
『うるせーここはあたしの家だ』

 って…」

杏子
「犬じゃねえよ!それはあたしだよ!」

さやか
「そんなエピソードありません?
『あれっ?○○だと思ったのに××だった!』
 なんていうエピソード」

杏子
「ねーよ!人を犬と間違えるようなエピソードは!
 あたしと犬は間違えんなよ!」

オクタヴィア
「アルアルアルアル」

杏子
「うるせーよ!100人に聞いてんじゃねーよ!」

さやか
「番組はじめるからにはやっぱりコーナー必要じゃないですか
 リスナーの皆さんからネタを送ってもらうネタコーナーって奴
 なのでメール募集しちゃいたいと思います!
 題して


『残念!さやかちゃんでした!』」


杏子
「強引だな」

さやか
「このコーナーでは
 アレかと思いきやソレだった話を募集して、あたしが
『○○かと思った?残念!▲▲でした!』
 って形式で紹介していくよ!」

杏子
「よく自分の名前タイトルに出来るな…恥ずかしくねーの?」

オクタヴィア
「デハ作家ノ杏子サン 例ノ紹介ヲオ願イシマス」

杏子
「あいよ」

さやか
「切り替え早!」




『残念!さやかちゃんでした!例①』

豚カツだと思った?残念!白身魚のフライでした!



さやか
「あるあるあるある!」

杏子
「あるあるあるある!」

さやか
「ほらもうそういう時ってさ 頭が肉を欲してるモードになってるじゃない!?
 そんなときに白身魚!えーっまさかの白身魚!?
 このやるせない思いをどこにぶつけたらいいのか!」

杏子
「あたしも昨日拾ったカツサンド
 トンカツだと思ったら白身魚でがっかりしたよ」

さやか
「拾うな!そして食うな!
 あんた滑り台の下で食べてたのソレか!」

オクタヴィア
「ゼンブ昨日ノ実話ダッタンダナ」

杏子
「続いて…」



『残念!さやかちゃんでした!例②』

めんまかと思った?残念!幽霊でした!




さやか
「うわああああああ 泣けるわあああああぁ
 あの花!あの花ネタいらっしゃった!」

オクタヴィア
「アノ花ハ エロ同人ニ シヅラクナッタヨナ」

杏子
「さやかも一人でテンションころころ変えて大変だな」

さやか
「まどか☆マギカの私のストーリーでも泣いて欲しいけど
 翌シーズンのあの花の最後なんてもうね!
 オクタヴィアも浄化されちゃうレベルだったよね!」

杏子
「じゃあもう二役辞めたらいいんじゃねーか?浄化されてさ」

オクタヴィア
「ウルセーバカ」

杏子
「…」

さやか
「じゃあ杏子 最後の例をお願いしまーす!」

杏子
「…」

さやか
「ちょっとー拗ねないでよ」

杏子
「ふーんだ」

さやか
「しかたないなー私が読ませていただきます!」

オクタヴィア
「ドウゾ」


『残念!さやかちゃんでした!例③』
おいなりさんだと思った?残念!キンタm…


さやか
「ちょっと!なにこれ!誰台本にこんなの書いたの!」

杏子
「ざまあwwwww」

さやか
「ちょっと杏子あんたねー!」

オクタヴィア
「杏子… ヤッテイイコトト ワルイコトガ アルゼ」

杏子
「それはお互い様だろー!やーいやーい!」

さやか
「どこがお互い様よ!」

杏子
「お前が2回もばかって言うからだろー!
 ほんとは気にしてんだぞ!」

オクタヴィア
「ジカク アッタンダナ」

さやか
「そうだったのごめんね杏子…
 まさか本気で気にしてるなんて思わなかったわ…
 ごめんなさい…馬鹿なんて言って…」

杏子
「いや…わかってくれれば良いんだけどよ そんなしんみりすんなって…」

オクタヴィア
「今サリゲニ モウ一回 言ッタケドナ バカ ッテ」

杏子
「てめえ…」

さやか
「ゴメン杏子
 私が悪かったって思ってる…

杏子
「お…おう…」

さやか
「でもね…」

杏子
「な…何だよ…」

さやか
「あたしにキンタマって言わせたことは絶対許さないから!!」

杏子
「いいだろキンタマぐらい!
 それこそ別に減るもんじゃねーんだから!」

さやか
「減るし!
 そんでなくても『糞ビッチ』って言われたり
 魔女化する前の行方不明の一晩の間に援助交際してたんじゃないかー
 なんて噂があるんだからね私!
 キンタマなんて言ったら『糞ビッチ』とか『援交JC』が
 ホントみたいなキャラになっちゃうじゃない!
 好感度が減るの!」

杏子
「そんな事言ったらあたしだって生活費は援交で稼いでる説があるぜ!
 資金源が謎なあたしのほうがよっぽど事実みてーじゃねーか!」

さやか
「杏子はそっちの方が好感度が上がる気がする!何だか知らないけど!
 
オクタヴィア
「何ダソノ 勝手ナ 解釈」

さやか
「大体ね
 逆に杏子は『ばか』って言われたって何も減らないじゃないの!
 私ばっかり損してると思わない!?」

杏子
「減ります!何かしら減ります!
 とにかく嫌なものは嫌なんだよ!」

オクタヴィア
「子供ノ喧嘩ダナ…」

さやか
「あたしだって嫌なものは嫌なの!
 キンタマとかそう言うシモ単語なんて口に出せない純粋元気少女で居たいの!」

杏子
「なーさやか…
 お前なんだかんだ言って先から結構『キンタマ』って言っちゃってるぞ」

さやか
「えっ…?

 あっ!

 …

 あ…その…あの…

 あっ…あう…あ………」

オクタヴィア
「ゲブロワシャアアアアアアアア!!!」

杏子
「うわっ!!」

オクタヴィア
「杏子オオオオ
 オマエノ中カラ 今ノ記憶ヲ 消セエエエ!!!」

杏子
「さやかがwwwwさやかが魔女化したwwww」

オクタヴィア
「リスナーモ記憶を消セエエエエエ!!!
 録音モ消セエエエエエ!!!」

杏子
「やめろさやかwwwおちつけwww元にもどれwwww」

オクタヴィア
「コノ番組ハ 今日デ終了ダアァァ!!!
 ムシロコンナ放送ハハジメカラ ナカッタンダアァァァ!!」

杏子
「ぎゃっ…ぎゃーーーーーwwwwww」


~CM~




第1回第3部に続く

テーマ : 魔法少女まどか★マギカ
ジャンル : アニメ・コミック

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