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奇跡も魔法もあるんだよ 美樹さやかのオールナイトニッポン 第5回第2部(全3部)

美樹さやかのオールナイト5-2

さやか
「やっとほむらはブースの外に戻ってくれたわね」

オクタヴィア
「ソウダナ」

さやか
「いくら罰ゲームとはいえ…
 ADがそんな前へ前へ出てくるのもどうかと思うわ…」

オクタヴィア
「仕事ニ 集中シロ」

杏子
「それ言われると放送作家なのに普通に喋ってる
 アタシは何なんだって事になるけど…

 いやまあ
 でも結構面白かったぜ?」

さやか
「うーん…
 番組をのっとられた身としては否定しなきゃいけないところなんだけど
 正直面白かったわよね…私より…」

オクタヴィア
「滅茶苦茶 ヤッテイッタ カラナ」

杏子
「まーこれまでさやかがしっかり番組組み立ててきたから
 ほむらがそれをぶっ壊すのが面白いんだろうなー
 だからさやかよりほむらの方が番組面白くしたからって
 さやかが落ち込むことないぜ」

さやか
「いや落ち込んではないけどね
 うん
 でもありがと」

オクタヴィア
「サヤカハ 番組ヲ回ス 役ダカラ
 オイシイ事アンマリ デキナイノハ ワカッテルケド
 ソレデモ サヤカモ ヒト笑イ 頂キタイン ダヨナ」

さやか
「うん」

杏子
「おおっ
 素直に言ったなw
 まー気持ちはわかるよ

 でもなー
 さやかは笑いを狙いに行くと
 毎回自虐系のネタ言うからさー
 正直さやかの自虐ネタは重いんだよなー」

さやか
「ちょ…
 そう言われる方がへこむわ!」

杏子
「悪い悪いwww」

さやか
「それじゃ気を取り直して今日も元気に行きましょー!



『奇跡も魔法もあるんだよ 美樹さやかの オールナイトニッポーン!』」




BGM ~ビタースウィートサンバ~(http://www.youtube.com/watch?v=TOsfV1ntR5M)



さやか
「もう一回ビタースウィートサンバ流してくれるのね(笑」

杏子
「なんかもう一回第一部とりなおしてるみてーだなww」

オクタヴィア
「ソシテ
 タイトルコール 言イ直ス サヤカニモ ビックリダゼ
 二部ニ 入ッタッテノニ」

さやか
「一応正式なタイトルあたしが言っとかないとね?

 そんな訳で二部に入ってしまいましたが
 私がメインパーソナリティの美樹さやかです」

オクタヴィア
「ドウモ サブパーソナリティ ノ『美樹・オクタヴィア・サヤカ』デス」

杏子
「放送作家の佐倉杏子だぞ」

さやか
「今月もこの3人で
 3部に分けて…あと残り2部をお送りしていきます!」

杏子
「それで…
 どうだったんだ?罰ゲーム
 あ、一週間ラーメン禁止の方な」

さやか
「紛らわしいわねなんか」

オクタヴィア
「1部ガ サヤカガ前回 最後ニ 調子ニ乗ッタ事ヘノ 罰ゲームデ
 今言ッテルノガ『奇跡魔法』ノ コーナーデ 3敗シタ 罰ゲームナ」

さやか
「いやもー
 なんかラーメン食べないと全然力出ないのよね
 この番組が始まって毎回打ち上げと称してラーメン食べてた事が始まりじゃない?
 それから杏子とよく食べに行くようになったって訳なんだけど
 アタシにとってストレス発散の場になってたみたい、ラーメン食べる事が
 だから最近控え目だったバーサーカーさやかちゃんが
 日常のいたる所で出る出る…
 朝、雨に降られたら塀を壊し
 自販機にお金飲まれては自販機を壊し
 恭介を見かけては壁を壊し…」

杏子
「まさにキレる若者じゃねーか」

オクタヴィア
「タチガ ワルイナ」

さやか
「でもそれも今日で終わりでしょ?
 ラーメン禁止期間は…」

杏子
「終わりでいいのか?
 ちょっと上にお伺い立ててみようぜ

 …

 うん
 ディレクターのワルプルギスも
 ADのほむらもOKだってさ
 よかったなさやか」

さやか
「やったーっ!」

オクタヴィア
「珍シク ヤサシイナ」

杏子
「『罰ゲームが決まった時のさやかの反応が面白いだけで
 罰ゲームに耐えてるさやかは番組的には面白くないから』
 だとさ」

さやか
「えっ
 嬉しいけど酷い!」

オクタヴィア
「ソノ模様 収録シテモ
 サヤカガ 延々 愚痴ヲ言ウカ
 ストレスデ キレルカ シカ 展開 ナイモンナ」

さやか
「まあそうよね…
 取り合えず、もうラーメンOKってことで
 杏子!早速今日帰り一緒に行こうよ!」

杏子
「あーいいぜー
 アタシもそのつもりだったし」

さやか
「やーったー
 杏子だいすきーっ!」

杏子
「喜びすぎだろwww」

さやか
「いやもーあたしがどれだけ辛い思いをして耐えたか!
 その分今日は格別だもん!」





杏子
「あ、そうそう
 その今日の帰りのラーメン屋の事なんだけどさ」

さやか
「ん?何?」

杏子
「ほむらも一緒につれてっていいか?」

さやか
「…


 えっ!?」

杏子
「や…やっぱ嫌か?」

さやか
「いや…
 嫌って言うか…
 何でまたほむら…?」

オクタヴィア
「嫌ッテ 言ウカ 苦手ッテ イウカ」

杏子
「いや実はさ…
 さやかがラーメン禁止の間ほむらと一緒にラーメン食べに行ってたんだよ」

さやか
「……


 ええっ!?
 何それ浮気的な奴!?
 ラーメン浮気!?
 何で黙ってたの!」

杏子
「いや…さやかに黙ってたのは悪いとは思ったんだけどよ
 さやか禁止の間でもあたしはラーメン食べに行っていいじゃん?
 我慢できなくて行っちまったんだよラーメン食いに…」

オクタヴィア
「『ラーメン浮気』ニ ツッコンデヤレ」

杏子
「そしたらなんだろ やっぱ一人だとちょっと物足りないんだよな
 さやかとワイワイやって食べるのが楽しかったんだなーって思ってよ

 そしたら偶然ほむらが店に入ってきてさ」

さやか
「あれっ珍しい」

杏子
「だろ?
 あたしもそう思ってさ
『おうほむら!』って声かけたんだけど
 あいつアタシのことスルーして奥の席座りやがんだよ!」

オクタヴィア
「ホムラ ヤリソウダヨナ」

杏子
「まー折角だから
 どんぶり持って無理やり隣に移り座ってやったんだけどよ」

さやか
「その光景…鮮明に目に浮かぶわね」

杏子
「でさでさ、さっきも言ったけど
 ほむらが急にあたしらが通ってるラーメン屋に来るなんて
 どうしたんだろって思うだろ?」

さやか
「たしかに」

杏子
「そしたらほむらの奴
『佐倉杏子と美樹さやかが毎回話題に出すから私も一度味わっておく必要があると思った』
 なんて言いやがんの
 あーあー素直じゃねーよなー」

オクタヴィア
「ホムラ ホントハ 混ザリタカッタンダナ」

さやか
「まーほむららしいっちゃほむららしいわ
 でもよくほむらが偽りとはいえそんな説明してくれたわね」

杏子
「…
 
 あー?
 何だよほむら

『余計な事を言うな』

 って…
 いいだろ別に!
 ほむらの奴、その素直じゃない答え言うまでは
 何聞いてもずーっと黙ってたんだぜ?
 でもな?あいつ…
 ナルト分けてやったら『美樹さやかには秘密にしなさい』
 って教えてくれたんだ

 まあこうして言っちまったけどな!」

さやか
「うわー
 あたしが居ない間にそんな…
 いーな楽しそうで…」

杏子
「そうなんだよ
 ほむらの奴『ナルトやる!』っつっても最初は
『別にあなたの食べ残しなんていらないわ』とか言ってやがんの
 でも滅茶苦茶視線を感じるんだよなww
 あたしの器の中のナルトをじっと見続けて
 もう丸わかりだってのww

 逆にほむらの奴、肉が重くて駄目みたいでさ
 オーダーの時『チャーシュー抜いてください』なんて言ってやがんの」

さやか
「えっ!?
 何言ってんの!?」

杏子
「だよなだよな!!
 第二回放送の時チャーシューへの執念を見せたさやかならわかってくれると思ったんだよ!
 チャーシューって言ったらストライカーでもファンタジスタでもねーけど
 場面場面での突破とクロスで光る活躍を見せるサイドバック的なポジションじゃん!?
 だから言ってやったよ『もったいねーだろアタシが食ってやるよ』って
 そのままチャーシューありで運んでもらって速攻で頂いちまったよ ナルトと交換みてーなもんだよな」

さやか
「いやサイドバックかどうかはわからないけどね」

オクタヴィア
「情報&チャーシュー ト ナルト ノ交換ッテ…
 ホムラ ヨッポド ナルト 好キナンダナ…」

杏子
「…ん?

『ナルトには ラーメンで唯一ピンク色が含まれているから それだけで価値があるわ』

 だって…?」

さやか
「…結局まどか繋がりじゃないの!」

杏子
「まあそんなほむらなんだけどよ
 不器用なだけで何だかんだで一緒にラーメン食べにいきてーみてーなんだよ
 さやかにはつんつん当たると思うけどさ
 な?頼むよさやかー
 ほむらも一緒に…さ?
 な?」

さやか
「まあそう言うことならいいけど…
 っていうかそもそもほむらと一緒だと空気は悪くなるけど
 あたし断る事はしないわよ?」

杏子
「だよなー
 さやか男女関係以外はさばさばしてるからな!
 よかったなほむらOKだってよ!」

さやか
「ほむらてれてるー かーわいーっ」

オクタヴィア
「ソノ台詞ノ セイデ ラーメン屋デ 命ヲ 狙ワレナキャ イイケドナ」

杏子
「それと
 この流れで改めて、さやかに2つ…
 謝らなきゃならねー事があるんだよ」

さやか
「えっ 何急にっ…」

杏子
「その…
 さやかがラーメン食えないってのに勝手にラーメン屋いって…
 ごめんな?」

さやか
「えっ…?
 そんな事?」

杏子
「ああ
 なんつーか…いつも一緒に行ってたのに抜け駆けしたみたいになっちゃったしさ
 だからってさやかに『行ってくる!』って了承とるのも
 なんかさやかに対して嫌がらせしてるみたいじゃん
 それに、アタシとほむらの話聞いてちょっと寂しそうだったしよ」

さやか
「あーうん
 まあそれはちょっと寂しかったりするけど
 それぐらいしょうがないじゃない?大丈夫大丈夫!
 ほら…あたしって男女問題以外はさばさばしてるから!」

オクタヴィア
「杏子ハ ヤサシイナ」

さやか
「だよねー
 そんな事気にして謝ってくれるなんて
 やっぱりガサツの中に光る杏子の乙女パワーは半端ないね!」

杏子
「今日はあたしのチャーシューやるから許してくれ」

さやか
「いいっていいってwww
 それで?
 もう一つ謝りたい事あるの…?
 今みたいな事なら気にしなくていいけど…」

杏子
「あっうん、もう一つなんだけど
 その…実は…」

さやか
「な…何よ勿体ぶって…」

オクタヴィア
「急ニ 神妙ダナ」

杏子
「ラーメン禁止期間中のさやかが
 本当にラーメン食べてないか
 …ずっとほむらが監視していました」

さやか
「…は?」

杏子
「さやかがちゃんと罰ゲーム守れてるか
 24時間ずっと ほむらが監視をしていました!」

さやか
「えっ…!?
 どうやって…!?」

杏子
「そりゃあもう…ほむらにしかわからない方法が有るらしいぜ…
 とりあえず時間はバンバン止めたみたいだけど…
 潜入とか得意なんだってよ」

さやか
「うわぁ…」

オクタヴィア
「明ラカニ マドカ関係 デノ 経験ヲ生カシテルナ」

杏子
「そして監視の結果…
 ラーメン禁止中の美樹さやかは
 我慢できずにラーメンを食べてしまっていました!!!!
 さやか罰ゲーム追加けってーい!!!」

さやか
「えええええっ!!??
 私食べてないし!!!
 そんな嘘ついて陥れるの無しだってば!!!!
 ねえ!!??」

オクタヴィア
「マア ソレハソレデ 番組的ニハ 面白イケドナ」

さやか
「いやほんと
 あたしをいじめる事で笑いをとる番組にするとかやめてよ…!?
 そんでなくても『奇跡魔法』のコーナーが杏子よりの判定なんだから!」

杏子
「なあさやか…よーーーーーく思い出してくれ…
 一昨日の学校帰りの事を…」

さやか
「一昨日の…帰り…?」

杏子
「さやかお前
 コンビニによってお菓子を買ったよな…?」

さやか
「うん買ったよ
 お菓子でしょ?
 カップ麺とかブタ麺とか買ってないし」

杏子
「それなんだよ」

さやか
「えっ…」

杏子
「そのお菓子が問題なんだよ…」

さやか
「まさか…
 アレ…駄目なの…?」

杏子
「そうですさやかさん
 駄目なんですよ…

 ベ ビ ー ス タ ー ラ ー メ ン は
 アウトだろーーーーっ!!!!!」

さやか
「ええええええええーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!
 駄目なのーーーーーーーーーっっ!!!???」

杏子
「お菓子のラーメンなら大丈夫と思ったみたいだけどな!
 我らがほむら裁きによって駄目だと沙汰があった!」

さやか
「うっそ!!!
 いいでしょうよベビースターぐらい!!!
 ラーメンじゃないよラーメン風のお菓子だよー
 ねぇー???」

オクタヴィア
「ルール 破ッテ 普通ニ ラーメン 食ウンジャ 無ク
 オ菓子ニスル 辺リ 律儀ダヨナ」

杏子
「正直あたしもベビースターはセーフだと思った!
 たぶんほむらもそれだけなら迷ったと思う!
 でもなさやか…お前そのベビースターラーメン

 家でお湯に浸して啜ってただろ!!!!!」

さやか
「駄目なのーーーーーーーーーーーー!!!!????」

オクタヴィア
「バレテタンジャ ショウガネエヨナ」

杏子
「お湯までやったらさすがに卑怯だぞ!
 ってわけでさやかは…
 罰ゲーム更に追加 決定ー!!!」

さやか
「うわーっ
 うわーっ
 うわーっ!」

杏子
「罰ゲームの詳細は番組の最後でお知らせするから
 リスナーの皆は最後までちゃんと聞いてくれよな!!!!
 そしてさやか」

さやか
「何よもーっ」

杏子
「黙って生活覗いてごめんな!
 許して!」

さやか
「なんていうか…
 なんていうか…

 すっごいもやもやするーーーーーっ!!!!!!」




~3部へ続く~

テーマ : 魔法少女まどか★マギカ
ジャンル : アニメ・コミック

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  • 主に日付変更とともに更新されてます

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