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奇跡も魔法もあるんだよ 美樹さやかのオールナイトニッポン 第11回第1部(全3部)

11-1.jpg





時報
パッポッ

パッポッ

パッポッ

ピーン

さやか
「まず最初に」

杏子
「うん」

オクタヴィア
「ハイ」

さやか
「皆さんに残念なお知らせをしなくてはいけません」

杏子
「ん?
 残念なお知らせって…」

オクタヴィア
「モシカシテ…」

杏子
「例のアレか…?」

オクタヴィア
「マタ 例ノ アレダナ」

杏子
「うわー…」

さやか
「今月で11回
 11ヶ月目を迎えましたこの番組ですが
 次回をもちまして…最終回とさせていただきます」

杏子
「あーやっぱアレだ
 最終回コント…」

オクタヴィア
「ダッタナ」

杏子
「まったくよー
 出だしから最終回コントって…
 お前もうやりたい放題だな」

さやか
「次回でちょうど1年
 最初は次回があるかすらもわからなかったこの番組ですが
 おかげさまで1年も続けることができました」

杏子
「だよなー
 丁度1年だからほんとに終わりそうだもんな」

オクタヴィア
「折角ダカラ 最終回コント ツキアッテヤルカ」

杏子
「だなー」

さやか
「1年間に楽しい事いっぱいありました
 毎日のように杏子とラーメンを食べに行った事…
 番組を通じて杏子とは前よりも一層仲良くなる事が出来ました
 ありがとう杏子」

杏子
「…うっうっ
 ぐすっ
 さやか…
 あたしも楽しかったよ…」

オクタヴィア
「サヤカ…
 オ前 今ノセリフ 初メテノ 最終回コントノ時ト 台詞一緒ニ ナッテルゾ」

さやか
「私のダークサイドであるオクタヴィア
 今まで向き合えなくてごめんね
 一緒に番組をやる事で『あなたも私の一部なんだ』って
 存在を認めて一緒に生きて行こうと心に誓う事が出来ました」

オクタヴィア
「ウウッ…
 サヤカ…」

杏子
「えうっ…ぐすっ…
 台本コピペで済ますなよ…ぐすっ…」

さやか
「パーソナリティ以外にも
 ADほむら
 あんたとはお互い照れくささもあって
 結局表向きは素直になれないままだけども
 本音ぶつけ合うことで心の中がわかりあうことができて本当に良かった…」

オクタヴィア
「アッ… 台本ニ 新シイ文章 挟ンデキタ…
 グスン」

さやか
「そしてリスナーの皆
 いろんなリスナーに目を通してもらって評価やコメント・メールも毎回貰えるようになって
 …内容も主旨も殆ど自己満足だったけど
 それでも見てもらっている事が励みになってこうして楽しく続ける事ができました
 ありがとう!」

杏子
「ううっ… またここもコピペだな… えぐえぐ」

オクタヴィア
「グスッ
 チョット アレンジ サレタナ…」

さやか
「皆さんとはあと1回でお別れになりますが
 私達がいるのはここだけではありません
 色々な作家さんが色々な私達を
 絵で・文字で表現してくれています」

杏子
「こんなのよりも…
 良いものいっぱいあるからな」

さやか
「そして私達の本来の姿として存在する
 原作アニメ・オフィシャルのゲーム…そして10月より公開の映画にレディオ
 私達はいつだって皆さんの傍に居るんです
 皆さんが望めばすぐ私たちに会う事が出来ます」

オクタヴィア
「ラジオ ッテ イイナ」

杏子
「うん ラジオって言いな?」

さやか
「ただ時々…
 ほんの一瞬でいいから思い出して欲しい
 私や杏子、オクさん
 ほむらにマミさんに恭介にワルプルギス…
 皆がバカなことやるラジオ番組みたいな世界があった事
 本物のまどか☆マギカではないけれども
 妄想から生まれた偽者でしかないけれども
 こんな私たちが居たんだって言うことを…」

オクタヴィア
「ウッウッ… グスッ」

杏子
「さやか…っ」

さやか
「次回で皆さんとはお別れです
 気は早いですが
 1年間…応援本当にありがとうございました…!」

杏子
「ありがとなー!」

オクタヴィア
「アリガトナ」

さやか
「でもまあね
 この番組の性質上、別れを惜しんでしんみりするのもね?」

杏子
「そうそう 単なる悪ふざけ番組だからさ
 最後まで楽しく悪ふざけやっていこうぜ」

オクタヴィア
「コノ 最終回コント 自体ガ 悪フザケ ダケドナ」

さやか
「ってわけで気持ち切り替えて…
 今月も番組楽しく!やっていきたいと思います!」

杏子
「うん…

 ん?」

さやか
「さ!ふたりとも!
 タイトルコールも残り2回だから気合い入れていくよ!」

杏子
「……ん??」

さやか
「それでは行きましょう!

『奇跡も魔法もあるん…』」

杏子
「待て待て待て待て待て!!!!!!」



さやか
「…」



杏子
「…」


オクタヴィア
「…」








さやか
「…何ですか」

杏子
「いやダメだろそのまま進めちゃ!
 そこまでリアリティ出さなくていいよ!」

さやか
「?
 何を言ってるんですか佐倉さん」

杏子
「いやだから最終回コント!
 ちゃんとなんか最後にフォロー入れねえと
 本当に次回で終わりみてーじゃねえか!」

さやか
「ああー」

オクタヴィア
「アアー ジャナクテヨ」

杏子
「ほんとにやりたい放題だなさいきなり…
 全くよ、ホントに次回で終わりにするつもりかよこの番組を」

さやか
「あ、うーん
 まあ何ていうか
 終わりにするつもりとかそういう事じゃないっていうか…?」

杏子
「だろ?
 だったら早く訂正いれろってのいつも通り」

オクタヴィア
「ソンナ 引ッ張ルコトデモ ネエダロ」

杏子
「そーそー」

さやか
「そ…そういわれてもなー
 私本当の事言ってるだけなんだけどな…」

オクタヴィア
「…
 ヘ?」

杏子
「…あ?」

さやか
「いやいやいや
 そんな反応されても困るんだけど…」

オクタヴィア
「困ルッテ…
 オイオイオイオイ…」

杏子
「ま…まさか…?
 さやか…お前…」

さやか
「だってなー
 本当に次回で最終回なんだもんなー」

オクタヴィア
「エエエエエエエエ」

杏子
「はあああああ!?」

さやか
「何驚いてるのよ…
 さっきからずっとそう言ってるじゃないの」

杏子
「いやいやいやいやいや!
 だってお前例によって例の『最終回コント』だって…
 えええええ!?」

さやか
「私は一言も『最終回コント』だなんて言ってないよ
 二人が勝手に勘違いしただけじゃん?」

杏子
「いやだって…なあ?」

オクタヴィア
「ナ…
 ナア…?」

さやか
「そんな訳でこの番組は今回と次回の残り二回で終了になります
 残り少ないけれどもみんな楽しんでもらえるとうれしいな!」

杏子
「おいおいおい
 まじかよ…マジなのかよ…?

オクタヴィア
「ナンカ マジッポイ 雰囲気デ スゲエ 怖インダケドモ…」

杏子
「だ…だよなぁ…?
 何かドキドキしてきた…」

オクタヴィア
「…
 実ハ  放送ノ最後ニ
 ネタバラシ スルンジャネエノ?
 ヤッパリ 最終回コント デシタ ッテ」

杏子
「だ…
 だよなあ…?」

オクタヴィア
「ダヨナ…ァ…?」

さやか
「それじゃあ気を取り直していきましょう!

『奇跡も魔法もあるんだよ!』」





『美樹さやかの オールナイトニッポン!』





BGM ~ビタースウィートサンバ~





さやか
「この番組は
『見滝原町役場』
『MAHO堂』
『日本魔法少女著作権協会』
『魔方陣グルグル闇魔法結社』
『骨董品屋・面影堂』
『株式会社マジョリーナコーポレーション』
 以上各社の協賛で見滝原町からお送りいたします!

 ってわけで
 改めましてこんばんわ!
 メインパーソナリティの美樹さやかです」

オクタヴィア
「ドウモ…
 サブパーソナリティ ノ『美樹・オクタヴィア・サヤカ』デス」

杏子
「放送作家の佐倉杏子だぞ…」

さやか
「そんな訳で最終回に向かて今回も元気にやっていきたいところなんですけど…
 ってちょっと二人とも…どうしたのよ」

杏子
「いや…だって
 なぁ…?」

オクタヴィア
「本当ニ 次回 最終回ナノカトカ 考エタラ
 気ニナッテ…ナア?」

杏子
「なぁ…?」

オクタヴィア
「ナア」

さやか
「いやいやいや
 二人してそんなテンションじゃ困るんだけども!
 いつものあたしじゃないんだからさ!
 ほら元気出して!あと2回しかないんだから!」

杏子
「やめてくれー
 次回が最終回だっていう現実をまだ受け入れられねーっ」

オクタヴィア
「急過ギル 発表 ダッタモンナ…
 ムシロ マダ 疑ッテルゼ…」

さやか
「そういわれてもなー
 決まったものは決まったものなんだからしょうがないんだけどなー」

杏子
「大体!
 なんで放送前にあたしらに伝えなかったんだよ!
 そしたらこんなびっくりして放送に支障が出る事もなかったんだろーが!」

さやか
「いや…面白いかなーって…?」

杏子
「面白くねえ!」

さやか
「まーまー!そう怒らずに!
 ね!
 今日も含めてあと2回!
 最終回まできっちり盛り上げていきましょ!
 最終回まで!ね!」

オクタヴィア
「最終回最終回 シツコイナ…」

杏子
「たしかにちょっしつこいぐらい言い過ぎだよな…」

オクタヴィア
「俺様達ヲ 本気デ 騙シニ カカッテル ダケナノカモヨ…」

杏子
「ど…どうなんだその辺…
 深読みはじめるとキリが無くないかこれ…?」

オクタヴィア
「ソンナ気モ シナイデモナイ 気モ シナイデモ ナイトイウカ
 何トイウカ…」

杏子
「あー!もー!
 なんかもー!

 …わっけわかんねー!」





(CM)





BGM snapped-skankfunk (http://www.youtube.com/watch?v=rahtBTYUmOU)



さやか
「毎月頭に3度に分けて見滝原町から北関東を中心に配信中!
 次回で最終回の美樹さやかのオールナイトニッポンではモニターの前の皆に番組のメールを開放してるよ!
 そんな番組へのメールの受付アドレスをオクさんよろしく!」

オクタヴィア
「ソウイエバ オフタリサン
 最近…
 一気ニ寒クナッタジャナイデスカ…」

さやか
「そうね」

杏子
「あたしちょっと風邪っぽいよ」

さやか
「野宿してるからでしょ」

杏子
「ひひひ」

オクタヴィア
「寒クナッタラ 鍋物トカ 食ベタイジャナイデスカ」

さやか
「たしかにねー
 あった買い物欲しくなるよね」

杏子
「だなー
 前回のおでんはおいしかったよなー」

さやか
「だよねだよね
 また食べよっか」

杏子
「そーだな!
 あー
 放送終了後のラーメン以外に別な楽しみもできちまったよ!」

オクタヴィア
「…
 ナンデ オデンヲ 二人ダケデ 食ベタンダ…?」

さやか
「…!?」

杏子
「んあ…?」

さやか
「オ…オクさん…?
 それってどういう…」

オクタヴィア
「オマエラ 前回ノ 放送中ニ オデン 食ッテタヨナ…」

さやか
「は…はい その通りです」

杏子
「何だよそれがどーかしたかよ」

オクタヴィア
「ソノ 前回ノ オデンナンダケドヨ
 …何デ 二人分ダケデ 俺様ノ分ハ 無カッタンダ…?」

杏子
「!!」

さやか
「そ…それは…」

オクタヴィア
「オ前達ハ 仲ムツマジク オデン食ッテテ ソリャタイソウ 楽シカッタ デショウナ
 …ダガソレヲ 目ノ前デ 見セツケラレル 俺様ノ気持チヲ 考エタ事ハ アルカ?」

杏子
「そ…そう言われてもな…」

オクタヴィア
「オ前達ハ イッツモソウダヨナ 俺様ヲ ノケモノニシテ
 二人ダケデ ラーメン食イニ行ッタリ
 俺様 前モ同ジコト オ前ラニ 言ッタヨナ…?
 ナノニ 結局オ前ラトキタラ 二人ダケデ オデン食イヤガッテ
 何デ オ前ラハ ソウナンダ?
 イツモイツモ俺様ノ事…」

さやか
「ば…番組へのメールの受付アドレスを
 杏子よろしく!」

杏子
「あいよー
 受け付けアドレスは
『s_aino★hotmail.com』
 エス アンダーバー エーアイエヌオー アットマーク
 ホットメールドットコムだ!
 スパム対策でアットマークが星印になってるから
 コピペの場合はちゃんとアットマークになおしてくれよな!」

さやか
「件名に各コーナーのタイトルを
 ネタの前にはラジオネームを忘れずに書いてね!」

オクタヴィア
「オ前達…
 前回ノ俺様ノ姿ヲ ヨーク見テミロヨ」

さやか
「…?」

杏子
「…??」

オクタヴィア
「オ前達ガ 俺様ノ 目ノ前デ
 番組中ニモカカワラズ オデン 食ッテル時ダヨ」

さやか
「……??」

杏子
「……???」

オクタヴィア
「俺様 ヨダレ 垂ラシテンダロウガ!
 目ノ前デ オデン 見セツケラレテ
 香リダケ オ楽シミ 頂カセヤガッテ!
 アンナニ 求メテイタノニ オ前達ハ 俺様ノ事ヲ 完全ニ無視シヤガッタ!」

さやか
「!!

 だ…だってそれは…
 ねえ…?」

オクタヴィア
「ダッテモ ヘチマモ ネエ!」

杏子
「古ッ… へちま…」

オクタヴィア
「何ダ オ前達ハ!
 拷問カ? 俺様ニ 拷問ガ シタイノカ!?
 食ベル事モ デキズ 中ニ 混ザル事モ デキズ
 私ノ ハートハ ロンリーナイツダロウガ!」

杏子
「なんか徐々に古臭い言葉増やしだしたな…
 ロンリーナイツ?」

オクタヴィア
「ソレトモアレカ!
 俺様ガ ハリボテ ダカラカ!?
 ハリボテ ボディーノ オクタヴィア様ニハ
 オデンナンテ アゲテモ ショウガナイ トデモ…」

さやか
「ち…ちなみに!!
 美樹さやかのオールナイトニッポンは
 主にブログ・Pixivで公開してるよ!
 ブログのアドレスを杏子宜しく!」

杏子
「ブログのURLは
『ttp://takahagi.blog.2nt.com/』だぜ!
 頭に『h』を足してアクセスしてくれよなー」

さやか
「最新で公開されるのはブログだけど18歳未満は法律的に見ちゃいけない画像なんかも載るから
 さやかちゃんを含む健全な未成年は遠慮してPixivにアップされるのを待ってね!
 そんな皆の為のPixivのIDをオクさんよろしく!」

オクタヴィア
「マア ショウガナイヨナ コンナ 体ジャ…
 オデン ナンテ 求メル方ガ オカシイヨナ…

 ムシロ コウシテ 喋ッテル事 自体ガ オカシインダヨナ」

さやか
「いや…オクさん…
 それは…ね?」

オクタヴィア
「サブパーソナリティ トカ 呼バレテテモ
 ドウセ俺様ハ タダノ 設定ダケノ存在」

さやか
「お…
 オクさん…っ!!」

オクタヴィア
「顔ノ 描カレタ ダンボールヲ 棒ニ ガムテデ 貼リツケテ
 スタンドデ 立テタダケデスヨ!
 コノ声モ 本当ハ サヤカガ…」

さやか
「IDをーーーーー!!
 杏子宜しく―――っっ!!!」

杏子
「PixivIDハ『531035』だぜー
 
 さやか…お前ひとりで大変だなあ…」

さやか
「な…
 何の事かな…?
 Pixivの小説のコーナーへは
 ブログから遅れて掲載予定だけどこっちも宜しくね!」

杏子
「あ、そうだ
 じゃあよーオク
 お前がそうまで言うなら用意してやるよ」

オクタヴィア
「ン?」

さやか
「ん?」

杏子
「おでんそんなに食いてーんだろ?
 食わせてやるって言ってんの

 おーいスタッフ
 誰かオクタヴィアにおでん買ってきてやってくれー
 …うん!そうそう!
 前回とおんなじで!」

オクタヴィア
「…エッ」

さやか
「な…っ!?」

杏子
「悪かったよオク
 お前だけおでん食わないなんてあたし達どうかしてたぜ
 だからほら
 ちゃんと用意してやるから 
 …な?」

さやか
「ちょ…ちょっと杏子それは…」

オクタヴィア
「ア…ウン…
 ソウダナ 気持チダケ…
 気持チダケ 受ケ取ッテ…」

杏子
「まさか遠慮することはないよなー?
 あそこまで言ったんだからよー なー?
 なぁー???」

オクタヴィア
「ウ…アウウ…」

杏子
「じゃあシャルロッテ―
 また頼むわー!!
 へっへっへ…
 楽しみだよ…なあー?オクタヴィアー?」

さやか
「う…
 うわああぁ……」

オクタヴィア
「ウ…
 ウワアアァ……」

杏子
「リスナーのお前ら!衝撃の瞬間はおでんが届き次第だ!
 オクタヴィアのはじめてのおでん楽しみにしとけよ!」

さやか
「あばばばば」

オクタヴィア
「アババババ…」





~第二部に続く~

テーマ : 魔法少女まどか★マギカ
ジャンル : アニメ・コミック

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たかはぎけもの

  • Author:たかはぎけもの
  • 主に日付変更とともに更新されてます

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